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オフィス移転プロジェクト、始動! 〜オフィスのあり方を考える〜

こんにちは。
株式会社INDUSTRIAL-X(以下、IX)にて人事をしている横田です。

4月15日(金)に創業3周年を迎え、来る27日(水)の「Conference X in 広島」を目前に社長をはじめメンバー一同、一段と勢いづいているIXですが、実は来月にオフィスを移転します!!

2021年5月に麻布十番駅から徒歩1分の麻布マルカビルに引越してきたばかりですが、続々とメンバーが増え、なんと1年もたたないうちにすっかり手狭になってしまいました。
簡易テレカンブースを入れたり、内装の追加工事をしたりと対応はしてきたのですが、そろそろ引越しが必要かな、、、というタイミングで素敵な物件に出会ったのです。

新オフィスは御成門駅3分、神谷町駅6分の「愛宕山PREX」

・広さは今のオフィスの3倍に!
・新築でキレイ、おしゃれ!
・ビルの最上階で東京タワーと芝公園・増上寺を一望!

新築のおしゃれなビル。入り口にはアロマの香りが漂います♪
端から端まで見渡せるフロア。カーペットは明るいグリーンで芝生のようなイメージ。
ハーフセットアップ物件で防音の会議室が2室あるのも魅力。
トイレも廊下もピカピカ☆
屋上のリフレッシュエリアにはwifiも電源もあり、ワークも可能。見晴らし最高!

ということで、2022年2月、5月中旬の引越しを目指しオフィス移転プロジェクトがスタートしました。
人事総務担当の私と、マーケティングリーダーのAyanoがプロジェクトメンバーにアサインされ、メンバーにアンケートをとったり、コロナ禍を経て変わりゆくオフィスのあり方を調査したり、直感的に「こんなオフィスがいい!」とアイディア出しあったり、楽しみながらプロジェクトを進めてきました。

今回はそんなオフィス移転について、お伝えしたいと思います。


■オフィスのあり方を考える


リモートワークがすっかり定着しオフィスは縮小傾向にある昨今。
組織のDXを推進しているIXですから、もちろん様々なITツールを導入しておりフルリモートでも業務に支障が出ることはありません。

むしろ通勤時間が必要ないとか、生活とのバランスがとりやすい、自宅の方が生産性が上がる、などリモートワークの恩恵が大きいことは多くの人が実感するところかと思います。

一方で、創業3年を迎えたばかりのスタートアップであるIXにとって、組織としての中長期的な成長を考えたとき、今は組織カルチャーを創る上でとても大切な時期と位置付けています。
組織の成長には、ミッションに向かってメンバー一丸となって走ることが不可欠で、
そんなカルチャーを創るには、風通しの良いチームワークが必須で、
そのためにはやはり対面でのコミュニケーションがもたらす恩恵はとても大きいと思うのです。

「〇〇さん、最近調子良さそうだな」
「〇〇さん、こんなことで苦労してそうだな」
と、非言語のコミュニケーションから感じとる温度感
「ちょっと相談してもいいですか」
「お腹すいたね、何か食べに行こうか」
と、気軽にコミュニケーションがとれる物理的な距離感を大切にすることで、
自分だけに閉ざされない、他のメンバーへのイマジネーションが生まれ、チームワークの醸成につながるのではないかと思います。

成長段階のスタートアップはどこでもそうだと思うのですが、自分に課せられた仕事の範囲をこなすことだけが求められる環境ではありません。
自分に向けられていないちょっとした会話の中から「それならこういう解決策があるよ」「それ私がやりますね」といえる環境。
バックグラウンドが異なるメンバーのもつスキルの相乗効果で、クライアントに対してより高いレベルでのパフォーマンスの提供につながるのではないかと感じています。
決まった枠組みにとらわれないスタートアップならではの仕事のスタイルです。

とはいえ、自由に働き方が選べる時代であり、メンバーそれぞれ置かれている環境や価値観、好みのワークスタイルは異なりますので、リモートワークで得られるメリットと出社によって得られるメリット、バランスを取りながら、個人にとっても会社にとっても幸せな、ベストな着地点を見つけていきたいと思っています。

オフィスは「働く」場所というより、「集う」場所。
メンバーのパフォーマンスを上げ、風通しがよく柔軟でしなやかな組織カルチャーを創る上で、オフィスがコミュニケーションハブとなれば良いな、と
思いながらプロジェクトをスタートさせました。


■新オフィスのコンセプト作り


2022年2月。
ビルの契約と並行して、まずは新オフィスのコンセプトを考えるところからスタートしました。
IXは現在30人強の組織ですが、メンバーは20代〜50代、男女は半々、社員と業務委託、毎日出社とリモート中心、と価値観も趣味嗜好も働き方も様々です。
そんなメンバー誰もが心地よく、生産性高く、このオフィスがあってよかった、と思える空間にしていきたいという思いで企画を進めました。

まずはメンバーにアンケートを実施。
「今のオフィスで満足なところと不満なところ」「こんなオフィスだと嬉しい」などなど、たくさんの意見をもらった中で、総括すると

・ゾーン分けされた空間でコミュニケーションも集中もどちらも叶えたい!
・防音ブース、リラックススペース、集中スペース、カフェ(バー)スペースがほしい!
・デジタル技術を駆使したスマートオフィスに!

と言った意向に集約されました。
これに、私とAyanoさんの感性を加え、オフィスのコンセプトとイメージを作り上げました。

集う場所=コミュニケーションハブとしてのオフィス。
コミュニケーションも集中もリラックスも全部を叶えるオフィス。
DXの会社らしい、スマートなオフィス
そして「素敵なオフィスで働いている」というワクワク感を満たすオフィス。

ちなみに、この時点では夢が無限に広がっていましたが、現実的には「予算」という敵との戦いであることもちゃんと理解しておりました 笑


■ゾーニング・レイアウトの決定


コンセプトやイメージ、必須条件が決まったところで、外部の専門家たちとの協働プロジェクトに移行しました。
今回プロジェクトマネジメントをお願いするのは前回のオフィス移転でもお世話になった、Circulation Design Studio(CDS)さん。
https://circulationdesignstudio.com/

代表である一級建築士の杉本さんは、数々の建築・不動産コンサルティング、外資系ホテルのプロジェクトなどを手がけています。

オフィスデザインはカルダー・コンサルタンツ・ジャパンの野谷さん。
https://calderconsultants.com/

コンセプチュアルでおしゃれ、そして機能的なオフィスデザインを手がけるデザイナーさんです。

杉本さんも野谷さんも、無理難題を軽やかにクリアしてくださる信頼できるパートナーで、前回に引き続きお願いしました。

そして現場を取り仕切ってくださるCDS飯田さんの丁寧で細やかな気配りのおかげで、プロジェクトはリズミカルに進みます。

まずは、そんなプロジェクトメンバーに社内でまとめた新オフィスのコンセプトとイメージ、ゾーニングアイディアを共有し、複数のレイアウトドラフトをご提案いただきました。

このような全体を見渡せる長方形の空間に、希望のスペースをどうゾーニングするのか、いただいたレイアウトドラフトをベースに、社長とプロジェクトメンバー全員で一緒に現地確認をしながらイメージを膨らませ、議論をしました。

ポイントとなったのは
・最高の日当たり&眺望の東京タワー側(南側)のゾーンをどう利用するか
・セキュリティーの関係で必須となる2室の個室執務スペースをどう配置するか
・希望の多かったカフェスペースをどう扱うか
・来客導線をどう確保するか
・ホワイトボードや大型モニター、プロジェクターをどう配置するか
といった点でした。

コンセプトと照らし合わせながら議論と修正を重ね、かれこれ1ヶ月以上の時間をかけ、つい先日「これ!」というレイアウトに決定しました。
現在、オフィスのイメージを大きく左右する、家具の選定中です。

どんなレイアウトになったか、そしてどんな家具を配置することになるかは、次回の記事でお届けしたいと思います。


3周年を迎えるタイミングで、メンバー増員、資金調達、新サービススタート、そしてオフィス移転、と目まぐるしいスピードで変わっていく会社にワクワクしっぱなしです!

それでは次回のオフィス移転に関する記事は引越しの後に。
写真満載でお届けしたいと思います!

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