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【オフィス紹介】株式会社INDUSTRIAL-X(愛宕)

会社概要

社名:株式会社INDUSTRIAL-X
代表者:八子 知礼
設立:2019年
事業内容:伴走型DX推進支援、DXを実現するための様々な経営資源(リソース)の調達をワンストップで支援するプラットフォーム「Resource Cloud(リソースクラウド)」運営
https://industrial-x.jp

オフィス概要

東京都港区西新橋3-25-31
愛宕山PREX 11階

オフィス紹介

可動式のミーティング&リラックスエリア
窓の外には東京タワーが
個室風チェアは向きを変えるとミーティングブースにも
4名用会議室
8名用会議室
多目的エリア
執務エリアもオープンな雰囲気
個室型テレカンブース
インタビューにご協力いただいた代表の八子さま(左)、人事の横田さま(右)

インタビュー

オフィスのこだわりやワークプレイスの取り組みについて、株式会社INDUSTRIAL-X代表の八子さんに伺いました。

── オフィスの決め手を教えてください!

間取りや金額など、条件面が折り合ったこともそうですが、何よりも東京タワーを臨む眺望が素晴らしかったことが決め手となりました。東京タワーが見えるオフィスを構えることが、小さいころからの夢だったんです。「首都のシンボル」である東京タワーへの漠然とした憧れが昔からあって、いつか自分で起業をした時はそんなオフィスで働けたら、と思っていました。ひとつ前の東麻布のオフィスでも、小窓からひっそりと東京タワーが見えていて、やはり特別感を感じていました。移転先はもっとしっかり東京タワーが見える立地にしたいという思いがあり、そんな物件を探していました。

いくつか「東京タワーが見える」という触れ込みの物件を内見したのですが、タワーが遠すぎたり、足元しか見えなかったりと、なかなかしっくりきませんでした。理想的な物件が無く諦めかけていた時に、SNSの広告でこちらの愛宕山PREXを目にしました。屋上から東京タワーが見えるという説明に惹かれ、早速資料を取り寄せたところ、賃料が高くて衝撃を受けました。目安としていた売上との釣り合いを大きく越えていたので、ハーフセットアップになっていることなどを鑑みたとしても、身の丈を超えていると感じました。それで、一度は内見を見送ったんです。ですがその後、愛宕山PREXがフリーレントのキャンペーンを始めたという情報が入ってきました。大々的なフリーレントキャンペーンだったので、それを加味すれば、将来的な売上見込とのバランスも悪くない計算になりました。それで、今度こそと、メンバー達も連れて内見へ赴きました。実際に内見したら、心が動く素晴らしいオフィスでしたね。

正直、身の丈を超える物件ではありましたが、人材獲得にも繋がると感じ、こちらに決めたいと強く思いました。今は背伸びした選択でも、次のオフィスでは30名前後の人員が新たに増える予定でしたので、未来の自分たちに当てはめて考えました。最終的に、人が集まるオフィスであること、新しいクリエイティビティという価値が見込まれることなどが社内外からも評価され、愛宕山PREXへの移転が決まりました。

── 内装のポイントを教えてください!

目的によってゾーニングを行ったことが大きなポイントです。移転にあたり、新しいオフィスに望むことを社内でアンケートしたところ、リラックスするスペースと集中するスペースを分けたいという意見が出てきて、今回の区域分けに繋がりました。

特にこだわって作ったのが、ミーティングやランチにも利用できるリラックスエリアです。東京タワーを望む見晴らしのいい窓際に位置するこのエリアは、可動性のある家具で揃えられ、様々なシーンに対応できるフレキシブルな作りになりました。デスク付きのチェアは、向き次第でオンライン会議や集中スペースとしても利用できますし、形を組み替えられるソファ、パーティションにもなるホワイトボードなど、組み合わせ次第で用途は自由自在です。プロジェクターや大型スクリーンもあるので、多人数のイベントにも対応できます。

このリラックスエリアは新オフィスの肝になると思い、かなり力を入れてコンセプト決めや家具探しを行いました。このスペースだけでもコンセプトを5~6回は見直しましたね。何度も部屋を計測しながら、一生懸命考えました。特にソファはなかなか良いものに出会えず、何度も家具ショップに足を運んで、移転ギリギリまで探し、ようやく理想的なものを購入できました。たくさん試行錯誤したおかげで大変満足度の高いエリアになり、社内でも使い勝手が良いと好評です。

また、執務室のすぐ近くにも、多目的に使えるハイタイプのテーブルとチェアを用意しました。ランチやちょっとしたミーティング、スタンディングでの気分転換など、様々な用途で使われています。テレフォンブースも導入し、オンライン会議が快適にできるようにもなりました。テレフォンブースのおかげで、背後の音が気になる、ノイズのせいで聞き取りづらいなどのトラブルが解消されました。

執務スペースはオープンでありながら整然としていて、集中できる作りにしました。あとこだわったのは、せっかくの2面採光を極力遮らないことですね。光が端まで届くよう、会議室以外はなるべく仕切らないようにしました。オフィスを移転したことで、スペースに余裕ができて広々としましたし、色々な席があるので気分転換もできるようになり、とても快適になりました。

── ワークプレイスについて大切にされていることを教えてください!

「コミュニケーション」と「働きやすさ」が当社ワークプレイスの大切なテーマです。会話がしやすい一方、集中のしやすさも叶えるオフィスでありたいです。

特に「コミュニケーション」はオフィスの大変重要なキーワードだと思っています。当社ではテレワークも当たり前に浸透していますが、だからこそ、コミュニケーションのハブとしてリアルなオフィスの存在が大切です。テレワークでも仕事は当然可能ですが、どうしても、プラスαの情報を収集できないというデメリットがあります。オフィスでは、「居る」だけで感じ取れる会社の温度感や、漏れ聞こえる会話から学ぶ情報、雑談を通して得る気づきなど、たくさんのことがシェアされます。それが人々の中に積み重なり、会社の成長にも繋がっていくのだと思います。

また、チャットと対面ではコミュニケーションの質自体が異なります。出社すればすぐに解決することが、チャットだと伝わりづらかったり、誤解が生まれたりすることもありますよね。否定するニュアンスがどうしても強く伝わってしまったり。相手の姿が見えない分、そもそも話しかけるのに緊張するという声もよく聞きます。その分、オフィスでは、誰がどんな状態か直接聞かなくてもわかりやすいですよね。いま大変そうだな、とか、なんだか楽しそうだな、とか。実際に、リラックスしている時はいつもより相談が多く来たりします。これがオンラインだと、様子が見えないので、気軽に話しかけない選択をしがちですよね。それは勿体ないと思うんです。

当社はスタートアップなので、部署や役割を超えて「気づいた人が行動する」ことがとても大切です。そんな横断的な仕事をするためには、つまずいた時に助けてもらいやすかったり、相談しやすい関係づくりが必須です。リアルに顔を合わせるからこそ、生産性が上がります。もちろん、今後人が増えるにつれて機能的になっていくだろうとは思います。全く話さないメンバー同士も出てくるでしょう。だからこそ、今のステージのこのオフィスという、貴重な環境をうまく使って欲しいという思いもあります。

そのために、やはりオフィスは誰もが心地よい場所にしたいですね。気軽に来てもらえて、快適に過ごしてもらえるオフィスでありたいです。今回オフィスを拡張したのは、リモートワークが広まる世の中に対して逆張りのような気もしたのですが、「出社しても座る場所が無い」「席が少ないから仕方なくリモートワークをする」というメンバーがいては良くないと思いました。オフィスは遠慮なく来れる場所でないと駄目だ、と思っています。

オフィスは社内外に向けて大きなメッセージを発します。「オフィスにぜひ来てほしい」という会社の姿勢は、メンバーに対して「仲間である」というメッセージも含んでいると思うんです。オフィスはみんなの「居場所」です。座る場所がある=居場所がある、ということだと思います。今後、どれだけ人が増えたとしても、この考えを大切にしながら、オフィスを発展させていきたいと思っています。

サービス紹介・PR等

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── 取材へのご協力ありがとうございました!

(執筆・写真:呂 翔華)

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