株式会社西武ホールディングス

グループ全社に向けたDX理解の向上とビジョン共有のためのプロジェクト
グループ85社の事業会社におけるグループガバナンス体制を構築、運用している西武ホールディングス。これまで築いてきた強固な顧客基盤に対し、グループ全体の共創で更なる価値を提供するため、DX推進部門が指揮をとってグループ全体のDXを推進している。より主体的なDX推進に繋がるように、社内向けのDX研修や、グループ内のDX事例の解説動画の制作、社内カンファレンスイベント実施をご支援。

プロジェクト背景

プロジェクト期間

2024年10月

課題

・グループ会社ごとのDXレベルのばらつき:会社によってデジタル活用の状況が異なっている。
・DXに耳馴染みがない方へのスキルベースアップ:DXについて全く耳馴染みのない方に対して、デジタル活用に必要な知識の習得をしてもらう必要がある。
・グループとして、DXに関する理解を深め、自分事として捉え、興味・関心をより持たせたい

実現したいこと

・DX戦略の浸透
・身近なDXの実践
・推進リーダーの育成

成果・効果

・DXリテラシー研修では、関連部門において81%の受講率を達成。
・DX事例解説の映像制作では、グループのDX事例を解説した映像コンテンツを制作し、自社グループ内におけるDXに対する取り組みの浸透を図れた。
・社内カンファレンスイベントの参加者アンケートでは、「DXに関する理解度が向上した」と回答した参加者は89%、「DXの取り組みに関する意識が変わった」と回答した参加者は83%と、満足度の高いイベントとなった。

プロジェクト詳細

西武グループ全体のDX戦略の浸透、身近なDXの実践、推進リーダーの育成のために、以下の3つの施策を実施。

DXリテラシー研修(eラーニング)
DXにおける基礎知識取得を目的に、研修コンテンツを整備。eラーニング形式で受講できる環境を提供。

■ DX取り組み事例解説(eラーニング)

ナレッジシェアによるグループ各社の主体的なデジタル活用を目的に、グループDX事例を解説した映像コンテンツを制作。

 

社内向けDXカンファレンスイベントの実施(オンライン同時配信)
DX概論についての基調講演、外部企業やグループ会社におけるDXの取り組み事例紹介やパネルディスカッションを実施。DXの具体的なイメージや、グループが目指すDXビジョンへの共感を狙った

クライアントの声

株式会社西武ホールディングス 経営企画本部 DX・マーケティング戦略部 マネジャー 舘岡 謙太郎 氏

私の前職時代から、代表取締役CEO八子さまとは面識があり、八子さまがINDUSTRIAL-X社を起業されてからも、八子さまや貴社の活動をとても注目しておりました。
またビジネスカンファレンス「Conference X」にも参加し、参加されている方たちのトランスフォーメーションの熱気を間近に感じ、なんとか西武グループの中でカンファレンスのようなことができないかをご相談させていただいたことが、このイベントを実施するきっかけでした。またカンファレンス実施に先立って、イベントの機運を高めるためにも、動画を制作・公開し、事前に視聴してもらうことでグループのDX推進状況を肌で感じていただきたいと思っていました。

グループのDX事例解説動画の制作においては、グループ内の視点ではなくあえて外部のプロフェッショナルの視点・切り口から見たグループのDX事例を解説してもらうという点にこだわりました。グループ各社におけるDXの理解度には差があるため、共通コンテンツを提供するなかで、いかに興味関心の喚起ができるかや、レベル感の設定の面で難しさを感じました。
西武グループ内カンファレンスイベント実施においては、普段は鉄道の駅やホテルなどの現場で勤務している社員を含むグループ全社員を対象とし、「DXを自分事化してもらうこと」を最重要視しました。参加者にとって「変革のヒントを掴むための一日」にできるよう、イベントをきっかけにまずはDXを身近に感じて第一歩を踏み出してもらうことを意識しました。
参加者アンケートでは、「DXに関する理解度が向上した」と回答した参加者は89%、「DXの取り組みに関する意識が変わった」と回答した参加者は83%と、満足度の高いセミナーとなりました。

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